建築事業部ブログ

冬支度

2018/11/7(水) 三宅 義晃

どうも、三宅です。

朝晩寒くなり、今年もあと2か月切りました。

そろそろ本格的な冬のシーズン到来です。

寒い冬ですが、個人的には凍結を恐れています。

特に給湯器の凍結です。

既にご経験の方も多いかと思います。

数年前までは広島県で言えば北部(と一部標高の高いエリア)のみの話でしたが、近年は南部にも影響が出ています。

私個人的な感想で言えば、エコキュートや温水器というタンクタイプが怖い。です。怖いというよりも「何もできない。」という、無力感が大きいです。

タンクタイプの凍結は、タンク設置面の床部分と本体の間の隙間より強烈な寒気が入り込むことで内部の排水部分を凍らせ、その結果本体自体が誤作動を起こすという流れです。

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↑↑↑設置面と本体のわずかな隙間にも寒気は入り込みます。

誤作動を起こす分はまだいいのですが、先ほどもお話しした通り、強烈な寒気が入り込む時間帯はだいたいが太陽が沈んだ夜中または深夜。

皆さんが眠りについたころ、タンク本体が誤作動をお越し丑三つ時(午前2時頃)に給湯器のリモコンから2階までサイレン音が鳴り響きます。しかも、夜中にそんな音がしてメーカーや施工店に連絡をしても基本繋がりません。24時間対応であれば応急処置方法を教えてくれる程度です。

さらに、この凍結により発生した部品の不具合は、「天災」扱いのためメーカー保証対象外になります。

対処方法は浴槽のお湯を翌朝抜く、給湯器の電源を落とす(タンクにたまっているお湯しか使えません)などありますが、一番は凍結した部分を温めて溶かすです。ただし、この方法は非現実的です。深夜2時の極寒の時間帯に外に出て給湯器を温め続けるのは極めて危険です。

最終的には朝日とともに太陽が差す時間帯まで待って自然に溶けるのを待つ方が賢明だと思います。

長々、実体験を元にお話ししましたが私の経験上の対策は、寒気が入り込む隙間を限りなくなくすか、段ボールや発泡スチロールなどの断熱性が高いもので巻き込むことです。

県北エリアのお住まいのお客様宅にて冬対策をしてきました。

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↑↑↑ビフォー

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↑↑↑アフター

見た目より性能重視です。

何もない通常の状態に比べて、寒気の進入口を最小限に抑えてるようにして見ました。あくまでもこれは対策なので完全に安心はできませんが何もしないよりは効果が高いと思います。また、材料自体は消耗品のため数年に一度は作り変える必要はありますが、凍結により寒い日にお湯が使えない苦しみに比べるとまだ良いかもしれません。

近年、高気密高断熱の住宅が増えていますが、あくまでもそれは内部の話だと思っています。寒冷地仕様の商品もありますが、寒波の強さは自然の力であり対処は限界があります。ただし、何もしないでそれを受け入れるわけにもいかないので対策を考え実践することは重要だと言えます。

今年の冬は、凍結による不具合で生活に支障が出るおたくが減れば幸いです。

では、また。

2018年11月7日 15:30 カテゴリー: