学び・つながり・モノづくりから広がる想い

梶本 由美子 / YUMIKO KAJIMOTO

所属部署 / リフォーム事業部 施工管理

入社年月 / 2017年1月

チームで一つのものを作り上げることの楽しさ

■入社のきっかけ

以前は、建築会社にアルバイトから入って働いていました。小さな会社だったので、図面を書くところから始まり、簡単な営業や設計、施工まで一通りのことを学びました。いろんなことをやらせてもらえたのは楽しかったけど、ちゃんと学んだことがなかったので、大きい会社に入って施工管理を一から学んでみたい、みんなで一緒に何かを作り上げる楽しさを感じてみたいと思い転職を決意しました。

建築関係の転職サイトを見つけて、エージェントの方と話をした時にオールハウスならきっと合うんじゃないかと勧められました。それから面接を受けて、無事、入社することになりました。

CAREER PASS

入社後はすぐにリフォーム事業部に。前の会社では新築がメインでしたがリフォームの経験もありました。でも、オールハウスのリフォーム案件は規模的に大きくて…大変と思う間もなく日々が過ぎていった感じです(笑)。そういう意味では、以前の会社と比べると圧倒的に件数が多かったのでとても勉強になったと思います。

入社して間もない頃は、上司も同僚も誰も分からない状態で。一部の業者さんは知っていても知らない人のほうが多いし、最初はコミュニケーションをとって関係性を築くまで大変でしたね。でもそれは、どこの会社に行っても同じ事。今は周りの動きが分かるので、ここは自分がこう動けばいいなとか、ここはフォローしないと大変そうだなとか、状況を見てすぐに判断できるようになっています。お互いの信頼関係が大切ですよね。

■現在の業務

リフォーム事業部の施工管理という仕事は、プラン決めが行われて工事する段階での図面を細かくチェックするところから始まります。図面を見て資材を発注したり、業者さんを選定したり…工程表を作って工期までに無事、工事を終わらせることができるようにします。その中で、図面通りにちゃんとできているか、クオリティとか安全面をチェックするのも私の仕事です。小さい規模の案件だったら小回りのきくこの業者さん、大きい規模だったらここの業者さん、予算を考えたらこの業者さんとか、リフォームの規模によって業者さんを選定させてもらってる感じですかね。

毒舌だけど業者さんは大事にしていますよ(笑)。やっぱり、一緒に作り上げてもらうためにも信頼できる人にお願いする、そういった関係性って大切ですよね。

■仕事に対するこだわり

リフォームって、思いもよらないところに水漏れや白アリ、腐りがあったりして、建物を解体してみないとわからないことがよくあります。そういった部分をお客様にどうやったら不安がないように上手く伝えれるかをすごく考えますね。ストレートに伝えると心配になる、だからといって軽く伝えると真摯に受け止めてもらえずあとあと困ることになる…そこの言葉選びは慎重にしています。

あと、誰のために動いているのかっていうのは常に考えていますね。そのためにも、お客様の”こういう家に住みたい”という想いは大切にしています。何でそうしたいのかとか、想いを汲んでそれだったらこっちのほうがいいかもしれないとか。せっかくリノベーションをされたいのに想いが届かないのは悲しいですよね。ちょっとした改善を施したり、とにかくお客さんの負担を軽くしたいのでできるだけ毎日顔を出して話をしたり。工程の流れをできるだけお話して、不安を軽くしてあげることを気をつけています。

■仕事のやりがい

仕事のやりがいは人との繋がりだと思います。リフォーム事業部であれば営業・設計・施工スタッフとの繋がりがあって、現場では協力業者さんのつながりがあって、ある意味それが一つのチームになっています。業者さんとのやりとりの中で、”もっとこうしたほうがいいかもよ”って教えてもらうこともあって、そういった学びが新しい発見になって楽しいなぁって。私は一つひとつの業種を100%知っているわけではないので、そうした学びがやりがいに繋がっていると思いますね。

■モノづくりの楽しさ

建築業って大変な産業だけど、モノを作るとかそれが出来上がるとか、その過程が難しくもあり楽しくもあります。特に、リフォームはモノが変わっていくのが楽しくて。ホントめちゃくちゃ大変だけど、もう何十年と続けられているのは結局好きなんでしょうね。

モデルハウスの建設で言うと、業務中にスタッフといろんなアイディアを話してるときにふと閃いたりするんですよ。”こんなのどう?”から、”いいじゃんっ!”てなって、あとから図面がついてきたり(笑)。遊び心から結構アイディアって出てくる気がしますね。あと、自分がチャレンジしてみたい施工とか、使ってみたい素材を伝えると結構やらせてもらえるので、モノづくりの楽しさを教えてもらっている感じがします。

■今後の目標

目標は二つあって、一つは若手社員の育成と、もう一つは誰が現場を見ても同じクオリティになるように、設計図書や施工マニュアルを作ることです。入社したばかりの若手社員の場合、まだ業務に慣れないうちは、”この作業って無駄なんじゃないか”ってストレスを感じてしまいがちです。でも、何事も必ず意味があって無駄なことは何一つ無いんですよね。それって「お客様のために」が一番上にあるわけじゃないですか。誰のために動いているのかを常に忘れずに考えられれば、あとは少しずつ経験や知識を積み重ねていくだけだと思います。

そうした未来のある若い社員に残せるものを考えたら、マニュアル的なモノは作っとかないといけないと思っていて。私自身、今までの経験でこれを見ておけば大丈夫っていうのが無かったから、たくさん失敗してきました。その分、学べたことも多々ありますが、できることなら苦しい経験は避けてあげたいと思っています。今は、何が必要かを段取りして、形に少しずつ残していこうとしている最中です。

求職者へのメッセージ

リノベーションという仕事は、キツいとか大変っていうイメージは皆さん持たれていると思います。でも、その大変さを乗り越えたら自分が思ったような仕上がりにできるようになっていたり、お客様のありがとうの言葉をいただいけたり、必ずやりがいと楽しさが見つかるはずです。でも、その楽しさって自分で見い出していくしかないんですよね。辛くても自分がやったことは絶対に裏切らないし、必ず身になるので、そう思えるまで是非、頑張ってみてほしいです!

あと、今のリフォーム事業部はいろんなタイプの人がいるので、いろんな事が吸収できる環境が整っていると思います。大変だからこそ楽しいリフォームの仕事を一緒にできると嬉しいです。

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